さてさて。
今回は、決算書のなかの損益計算書(Profit and loss statement)について勉強しましたので、
記録に残していきたいと思います。
知っている人がほとんどだと思いますが、
一応説明すると、
損益計算書でわかることは「儲かっているかどうか」ということです。
損益計算書は記載されている項目が、なかなかの専門用語ばかりなので、
初心者は身構えてしまいがちです。
私も例外なく、アレルギー反応が出てしまう人ですが、
株式投資を成功させたいという一心で、
メスを入れることにしました。
前置きが長くなりましたが、
損益計算書には、売上、原価、販売管理費などが記載されてます。
それらについて、今回勉強したので
記録に残します。
目次
売上と営業利益
まずは売上と営業利益について。
売上-原価-販売管理費=営業利益
こんな感じですね。
売上と原価はなんとなくわかりますが、
販売管理費ってなんぞや?って感じの人多くないですか?
これは人件費など商品を販売するためにかかったコストのことらしいです。
ちなみに、販売管理費は販売費+一般管理費のことで
販管費とも呼ばれているそうですよ。
専門用語がさらに略されるという、素人にはなかなかの難易度ですね。
売上と営業利益でのチェックポイント
そして、株式投資をする上でのチェックポイントは以下です。
- 売上に対して原価はどれだけかかっているか?
- 原価率はどのくらいか?
- 販売管理費はなかなか下げられない
1と2は、なんとなくわかりますね。
3は、言われてみればそうか!!という感じ。
商品を販売するために必要な販売費と管理費のことですからね。
なかなか下げられないです。
ということは、
例えば、売上が下がった場合、原価も下がります。
しかし、販管費(販売管理費の略語をさっそく使いたがるヤツいるよね~ww)は変わりませんので
売上と原価の差額によっては、営業利益がマイナスになることもあるってことです。
販管費は安ければ安いほど良いということなんでしょう。
例えば、IT系の企業は販管費低めなのか?と思いました。
これは色々な業種の決算書を見てみないと判断付かないですね。
営業外利益と経常利益
続きまして、
営業利益+営業外利益=経常利益
です。
営業外利益は、本業以外のところで利益が出た時に計上する項目です。
配当金や為替利益などが含まれます。
営業利益と営業外利益をしっかり分析することで
何の事業で儲けているのかもわかります。
本業で儲けているのか、本業以外で儲けているのかを確認するのが大切なようです。
幅広い事業展開をしている企業は、複数の本業を持っているので、
・どのジャンルが儲かっているのか。
・他のジャンルはどんなもんか。
というのを把握しておくと、流行やニーズが変わった時の変化にも適応できますね。
特別利益と税引き前当期純利益
経常利益+特別利益=税引き前当期純利益
です。
特別利益とは、固定資産を売ったり株式を売って一時的に得た利益のこと。
来年は計上しないよねっていう利益を特別利益にするようです。
当期純利益
となります。
注意点として、当期純利益が黒字だからと言って経営が順調とは限りません。
不動産や株式を売却して、赤字を防いでいることがあるようです。
なので、特別利益をチェックして、
この黒字は本当の黒字なのか!?というのを確認するのがポイントです。
決算書チェックポイントまとめ
- 成長企業であれば、売上は増えているのか?
- 営業利益は出ているか?
- 税引き後当期純利益の内訳を確認
- 何の事業で儲けているのか?
株式を買う前に、これらをチェックして今後株価が上昇するかを考えるのが大切なようですよ。
この分析、かなり時間がかかりそうですね。
投資家ってすげぇな。